低温でゆっくり時間をかけて乾燥する、自社低温除湿乾燥。

昔は山から木を切り倒し、何年もの間天然乾燥させ十分に乾いてから大工さんが刻み、建ててからも荒壁を塗って壁を乾かしている間に木材も更に乾燥していました。しかし、近年は流通も良くなり、山で切り倒した木がそのまま乾燥されずにプレカット工場へ。また、乾燥されるとしても時間をかけずに乾燥できるという事で高温乾燥をされた材料を使用しているのがほとんどです。高温乾燥木材は表面を炭化するほどに乾燥するため、木材の繊維を破壊し、本来木材が有するはずの性質までも奪ってしまいます。そこで、弊社は低温でゆっくり時間をかけ乾燥する低温除湿乾燥機を自社開発し、独自の乾燥方法で3週間~4週間かけて木材を傷めないように乾燥を行い使用しております。
弊社が取り組む工法は『在来工法』といわれる昔から日本に伝わる工法ですが、この工法は木材と木材が『ホゾ』といわれるもので組み上がっていきます。近年はホゾで組みそれをボルトで補強するやり方に変わっておりますが、乾燥せずに建てて、建ててから乾燥すると柱や梁が縮み、ホゾやボルトもごそごそになってしまいます。構造がそのような状態の時に大きな地震でもくれば・・・。そのようなことが無いように、また、ひねれたり曲がったりすると、建具が動きにくくなったりもしますので、それを軽減するためにも木材を乾燥して建てることは、絶対に必要なことなのです。